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If you have leeway...
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 当ブログに登場したアルバムはここでGet!
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Delivering the goods!
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いいもの使って生活を楽しく。
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Hey Stoopid/ Alice Cooper |
わっちはアリス・クーパーのファンでして、特にLove It to Death、Killer、School's Outの3枚はオールタイムフェイヴァリットです。
この時期の彼(いうかアリス・クーパーいうバンド)はグラムロックに分類されることが多いので誤解されやすいですが3枚とも彼のダーティなヴォーカルと2本のギブソンSGでキメるサイコーにかっこええ70’sロッケンローなんですわ。
その後ショックロックの帝王と呼ばれてだんだんサウンドおよびステージが仰々しくなる70年代中期からは自分で自分のスタイルが手に負えんようになってきたらしくストレスからアルコールの海に深々と沈みまして、80年代前半にはほぼ忘れられた存在になってました。
そのクーパーがマッチョギタリストのケイン・ロバーツと後にウィンガーで成功するキップ・ウィンガーbを従えて再びハードロックの世界に戻ってきたのが86年のこと。
往年のシアトリカル路線から離れてメタル風味の3分ポップで構成されたこのMCA盤Constrictorは大ヒットいうわけには行きませんでしたけどシングル曲が「13日の金曜日PART6」に使われたこともあってそこそこの売れ行きで、ショックロッカーの復活宣言としてはまずまずの結果でした。
その後もう1枚MCAから出した後でエピックに移籍、プロデューサーに当時ボン・ジョヴィやエアロスミスでヒット作を連発していたデズモンド・チャイルドと彼が呼んだらしい多数のゲストを迎えて作ったのが有名なTrashです。
曲はほぼ全部チャイルド作。歌メロをリードしてるのはスタジオで調整加工したコーラス隊で主役の声があんまり聞こえんというオーバープロデュース気味の作品でしたけどこれが大当たりしましてアリス・クーパーは再びロックスターに返り咲きました。
この勢いに乗るべく再び派手にゲストを呼んで作ったフォローアップが今回登場するHey Stoopidです。ヒットの功労者だったはずのチャイルドは外されてプロデューサーはピーター・コリンズ、エンジニアにポール・ノースフィールドを迎えております。
思うにクーパーは自分をスターダムに押し戻してくれたデズモンド・チャイルドに感謝しながら内心は不満だったに違いありません。ワシのキーに合わん曲をやらすわコーラスばっかりでワシの歌は霞んでるわエアロやボンジョヴィのボツ曲をリサイクルさせられるわ…
オメーのアルバムちゃうねんど!と思うてたはずです。その点この2人ならワシを立てる仕事してくれるやろ…いうわけ。
クーパー氏の人選に間違いはありませんでしたねー 彼の声に合わせた曲を揃えダーティで表現力たっぷりのミラクルヴォイスを十全にフィーチャーして前作の不満をすべて解消しました。前作の成功を受けるアルバムですんで大人数のコーラス隊は引き続き起用されてますが主役を食うような使い方はしてません。
前作に続きこのアルバムも豪華ゲスト満載。でもオジー、スラッシュ、ニッキー・シックス、スティーヴ・ヴァイ、ジョー・サトリアーニ、ヴィニー・ムーア…いうクレジットの中でヴォーカリストはオジーだけ。この辺からもクーパーの歌を主軸に据えるコリンズ/ノースフィールド組の方針が見えます。
この2人はクイーンズライクの出世作Operation: Mindcrimeのそれぞれプロデューサー、エンジニアです。それまでリキみがちで垢抜けせんかったこのバンドの音をメジャー感十分の一流レベルに引き上げたスゴ腕のサウンドメーカーなんですねー
Hey Stoopidの後日譚になりますがこの2人はスイサイダル・テンデンシーズのThe Art of Rebellionにも同じように関わってました。
前作からロベルト・トゥルヒーヨbが加入してハードコアパンクのイメージを払拭、トップレベルのハイテクバンドに変身したスイサイダルの実力を十分に引き出してパーフェクトなサウンドを展開しながらマイク・ミューアvoのパトスが生み出す過剰な表現世界を損なわず、さらにポップさまで備えた90年代メタルの最高峰というべきこの名盤はコリンズ/ノースフィールド組の手腕を証明する最良のサンプルと言えるでしょう。
Hey Stoopidに戻りまして、全体通して印象に残るのは曲ごとのムラがなく粒ぞろいで確実な音づくり。録音に先立ってまずバンドの音を固めるところから始めたらしいことが伺えます。そのバンドはミッキー・カリーds、ヒュー・マクドナルドb、ステフ・バーンズgいうメンバー。中でも注目なのはバーンズです。
主役のヴォーカルを盛りたてるバッキングとメリハリがあって耳を惹きつけるソロ、どちらも曲の良さを引き出すようにプレイしてます。音は明瞭ですし演奏も丁寧。おのれの役どころをようわかってるプロのギタリストなんですねー この人選もキップ・ウィンガーをはじめ優れた才能の発見に長けたクーパーの慧眼や思います。
以上のように今回は主役が誰かをようわきまえた優秀な人材に恵まれて曲も演奏もプロダクションもハイレベルで自分向き。クーパーは自慢のノドを思う存分鳴らすことが出来ました。いうまでもなく前作を上回る内容でアリス・クーパー復帰後の最高作に推挙されるべき名盤です。
しかし残念ながらセールスはイマイチでした。原因はどのへんにあるんか… わっちが思うにそれは前作が売れすぎたから。
デズモンド・チャイルドつながりで呼んだジョン・ボンジョヴィとスティーヴン・タイラーにそれぞれ1曲の中でかなりなパートを割り振ってますし彼らのボツ曲を入れたりしてました。その結果復活後のアリス・クーパーに「ボン・ジョヴィやエアロみたいなのをやってるおっさん」いうイメージが付いてしもたんやないでしょうか。
Trashで彼を知った人は次のアルバムでもその手の音を期待してたに違いないですわ。しかし上述の通り主役をはっきりさせた優秀なプロダクションによる「正しい」アリス・クーパーのアルバムを出した結果「んー…」いう大変残念な反応を呼んでしもたと…
世間様にとってTrashはアリス・クーパーいう中年ロッカーのアルバムいうよりは誰かが出した「エアロやボン・ジョヴィみたいなレコード(CDですが)」だったわけ。類まれなスカウト能力を持ち時代を見る目も鋭いアリス・クーパー氏ですが自分がどう見られてるかについてはあんまり正確な捉え方をしてなかったみたいですねー
あるいは自分を抑えて「Trash 2」を出せば売れるとわかっていながらそれを潔しとせず「アリス・クーパーのアルバム」でヒットを出すことに賭けたんでしょうかねー だとしたらさすがショックロックの帝王、アーティストの鏡ですわ。
復活した往年のロックスターいう身の上であっても懐メロ路線に走ることなく時代の音を作品に反映させて常に「今」を表現する彼は次のThe Last Temptationで何とグランジを取り入れてサウンドガーデンのクリス・コーネルvoを呼んだりしました。全盛期を思わせるストーリー仕立てのアルバムでしたし久々にバラードのシングルも出して内容はよかったんですけどねー
セールス的にはさらに低い数字を出してしまいそのまま再び長い低迷期に突入。このへんの不器用さいうかうまいこと行かなさもわっちがアリス・クーパーを好きな理由ですが本人はあんまりうれしくないかもわかりません。
テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽
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Dis Is Da Drum/ Herbie Hancock |
ジャズとクラシックを股にかけたりR&Bとジャズを使い分けたり…いう具合に二つの顔を持つミュージシャンは珍しくありません。しかしハービー・ハンコックくらい長期にわたってはっきり二色に分かれる音楽活動をしてきた人物は珍しいように思います。
トニー・ウィリアムスdsやロン・カーターbとともにマイルス・デイビスの若返りに貢献してジャズピアニストのトップスターとして通っていた彼が突然ヘッドハンターズいうバンドを従えて機材、スタイルともども当時の最先端を行くインストファンク作Headhuntersを発表したのが1973年。以来30年以上の長きにわたってかたやジャズ、かたやアップトゥデイトなファンクいうアシュラ男爵生活を続けております。
ハンコックのファンクサイドで最も知られてるのはいうまでもなくRockitです。80年代前半の先端サウンドだったセルロイドレーベル(いうかビル・ラズウェル)のヒップホップを全面的に導入したこのシングルはハンコック作品としてのみならずおそらくヒップホップいう音楽ジャンルの例としても世間で一番知られている曲や思います。
しかし収録アルバムのFuture Shockがねー この曲だけとんがってて後は平凡かつ平板なガッカリ盤いうのはまずかったですわね…
だいぶ遅れてリリースされたラズウェル風味全開のSound SystemはRockitの二番煎じと言われてウケが悪かったように覚えてます。シングル投入からアルバム展開までのタイムラグが災いしたわけ。やっぱり熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに…ですわ。
今回当ブログに登場のDis Is Da DrumはそのSound Systemからちょうど10年後に登場したアルバムです。Headhuntersから数えると約20年。もうハービー・ハンコックがこんなんやっても誰も驚きませんし世間の反応は静かなもんでしたわ。しかしハンコックのファンク作としてはこれが一番ええように思いますんで当ブログで取り上げる次第。
アルバムはどことなくJBを思わせるドラムループとピアノのリフでスタート。飾りが少なく隙間が多い音像は当時のハウスやアシッドジャズに接近したらしいことを伺わせます。
シンセやシーケンサーの使い手としてハンコックのネームバリューはトップクラスですんで最新機材を(多くの場合エンドースメントで)ふんだんに使えますし打ち込みも自分でOK。生ピアノに至ってはその道の権威だけに自分で弾いたら即ワールドクラス。ちょっと反則ですよねー
しかし恵まれた条件に慢心することなくきっちり結果を出すところがトップスターたる所以。今回も期待にたがわず高度にバランスされたハンコック式アシッドジャズが完成しました。
前半はドラムとベースが押しまくる感じでメロディックなナンバーは6曲目のButterfly程度。アルバム中盤からはメロディが強まってリズムも穏やかになっていきます。全体になだらかな下り片勾配の構成。
タイトルの通りドラムサウンドが主役です。10年前に比べて低音が格段に増強されてまして、その太いベースをスネアとタムがビシッと締めて重さに沈むことなくハンコックらしいキレを出してました。歌モノがないのも特徴でして人間の声はラップとサンプリング、トライバルなチャントだけ。
通して聴くと一番耳に残るのはハンコックのピアノ。極厚グルーヴをさらっと受けてジャジーなピアノを聴かせる展開は実に洗練されてますし二重生活歴20年目の成果にふさわしい出来栄えです。
ところで90年代特に中頃はフュージョン界がグルーヴ方面に傾斜した豊作期でして、有名どころではデイヴィッド・サンボーンのUpfrontおよびHearsay、リー・リトナーのWes Bound、ジョージ・ベンソンのThat's Right、そしてメセニーグループのWe Live Hereなど黒味を漂わせた名盤が続々出てわっちを喜ばせてくれました。
このDis Is Da Drumもその90年代中期に登場しました。さてその立ち位置は…ですが主役級として十分シーンの充実に貢献したと思います。ただ上述の通りハービー・ハンコックがこういうのをやってももう誰も驚きませんし、スクラッチとジャン!のRockitに比べて今回は人の耳目を引きつける要素があまりなかったせいか内容の充実度に比べて一般的な注目を浴びませんでした。セールスもイマイチだったみたいです。せっかく名盤なのにもったいない…
ジャケットもねー シンプルながらもタイムレスなデザインのRockit12インチ盤に比べると凝っただけ損してる感じ。顔コンガはないやろ…
特に「Herbie Hancock」のレタリングはイラストレータのグラデ丸わかりで悲しいものがありますし今見るといかにもマック普及期のシロモノ。リマスター再発の際はジャケット差し替えを進言したいです。
余談ですがハンコックはDis Is…の翌年にアコースティックフォーマットによるThe New Standardいうカヴァー集を出しました。当時ビートルズやら何やらの企画モノで名前を売っていたボブ・ベルデンが一枚噛んでまして気が進みませんでしたけど一応買うて聴いてみました。まー3回ほど聴きましたかねー 今は押入れの奥深くです。
何しろベルデンのネタ選びがセンスレスですわ。それに当時のジャズ界でギター物が売れてたせいか知らんがジョン・スコフィールドgが前に出すぎで少々耳障りです。選曲にしろ人選にしろベルデンの意見は参考程度に抑えて3年くらいじっくり腰据えて作ったらもっとええアルバムになったと思いますし、その間にDis Is…の評判もじわじわ上がったかもわからんのにねー
Sound Systemの時とは逆に全然違う趣向のアルバムを続けて出し急いだ結果2作とも影が薄くなったのは皮肉ですわ。音楽的にはスゴ腕のアシュラ男爵もビジネスの方は商品展開および投入タイミング見極めの点でイマイチ。天は二物を与えず…いう話でした。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
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Cool and Sparkling/ Paul Smith |
Paul Smith… スズキイチロウとかタナカヨシオの英米版みたいな名前だと思います?
でもファッション界でポール・スミスといえばそこそこの顔ですわね。ミドルネームにReedが入りますと今度は高級ギターブランドですし、ありふれてるようでちょっとシャレてる名前みたいです。
ところで今回登場するPaul Smith氏はデザイナーやなしに「シャレた音」が評判だったピアニスト。彼のアルバムに登場していただいた理由はジャケットです。このブログも投稿50回目を超えましたんで過去記事を読み直してて気が付いたんですわ。色気がぜんっぜんないですよねー(- -;
ヒゲのおっさんやゾンビのジャケットばっかり… 美観の点で至らなかった部分があるように思いまして美女をキーワードにネタを選んだ結果がこれ。
しかし品格を重視するフェミニストとしてはブログの品位を損なわず、かつ女性に不快感を与えないよう配慮しましてこのアルバムに決定しました。手持ちの中にはこんなのやこんなのもありますけどブログに登場することはありませんとも。
背後から注がれるシャンペンをグラスで受けつつ微笑むレディ… 陰がかけらもないブライトでハッピーな絵柄は50年代の白人アッパークラス向けレコードならでは。当然ポール・スミスも白人です。分類的にはジャズになるらしいですが出てくる音はジャズ果汁5%程度のジュースいうか清涼飲料水みたいな音楽です。
ピアノは粒立ちのないフラットな音。その上からさらにフラットなアルトとフルートの漆喰で目止めしてまして聴き手を刺激する感情の盛り上がりやピーク感は全然ありません。終始ゴルフ場のグリーンを思わせるなだらかで穏やかなサウンドです。
ところでオシャレな飲み物が絵柄に入ってるのには理由がありまして、スミスのキャピトル第1作はLiquid Soundsいう10インチ盤だったんですねー それに引っ掛けてるわけ。これはスミスのキャッチコピーでもあったみたいで本アルバムにも瓶に沿って置かれたアーティストネームの上に小さく「the liquid sounds of」と書いてあります。
その宣伝文句にふさわしく右の耳から左の耳へサラサラ流れていくカドも引っかかりもあたりさわりもない自己主張ほとんどゼロの音楽。これをジャズというには少々抵抗がある人も多いと思います。よう似た何か別の物ちゃうんか…
そういう音楽は一般にイージーリスニングと呼ばれます。ジャズをはじめロック、ソウル、ブルース…いう辺の濃い味好みな音楽ファンからはあんまりええように言われにくいこのイージーリスニング、実はアメリカが生んだ重要な環境産業なんですわ。
ジャズやロック、エスニック…いう原料から特徴的な外形だけ取り出してほとんど空気に近いレベルまで存在感を薄めつつ、しかし確実にリラックスなり生産性向上なり食欲増進なりの心的効果を出す、いわば集団マインドコントロールのための音響製品です。マントヴァーニ、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーヴル、カーメン・キャヴァレロ…いうあたりはそういう音楽の巨匠たちです。
こういう音楽…いうか、音楽のこういう使い方を思いつき企画して製造、販売まで行ったのが有名なミューザックいう会社でして、上記巨匠たちはこのミューザックと不即不離の関係にあるそうなんですわ。この辺の事情についてジョゼフ・ランザいう方が実に詳しくリサーチしたエレベーター・ミュージックいう労作がありまして、幸いにも白水社から邦訳が出てますんで一読をお勧めしときます。
ところでミューザックみたいな有線放送が行きわたる以前からアメリカではいろんな場所でBGMが使われてまして当然ながらそれは生演奏だったそうです。
プレイヤーは自分の主張や感情はいっさい出さず、ホールやロビーの隅っこで人々の会話をそれとなく楽しげに後押ししたり順番待ちの退屈を和らげたり。そんなアトモスフィア作りのために微笑みを絶やすことなく日々演奏する…
こういう無名の職業ピアニストが当時のアメリカには多数いたそうで、ちょっと想像しにくいですが銀行のロビーにもピアノが置かれて雇われピアニストが薄く淡く演奏してたらしいですわ。
一音一音が身を削るようにリリカルなビル・エヴァンス、超人的な時間感覚と音選びで聴き手を緊張させるセロニアス・モンク… 彼ら個性と自己主張全開のリアルジャズメンとは全く別の世界に住む無名の職業ピアニストたち。これがポール・スミス氏の出自やないかとわっちは睨みました。
Cool and Sparklingの日本盤には斉木克己の解説がついてまして、粋、洒落っ気、趣味のよさ、センス、エレガンス、デリカシーなどそれ系の形容がほとんど1行おきくらいに頻発されてました。斉木はスミスをそういう持ち味のジャズマンだと思ってたらしいですが正解はたぶんちょっと違います。
職務上リスナーにそういう印象を与える演奏をする必要があった…ていうかむしろ特別な印象を持たれないよう訓練した結果身に付いた存在感を主張しない演奏スタイル。
そういう職業技能を持つ彼がジャズを演奏したらこういう音楽になったんですわ。それが日本のジャズファンに趣味の良さだの粋だのと受け取られた… わっちはそう思ってます。
わっちの手元にはスミスとよう似たピアノ「ジャズ」の作品がもう1枚ありまして、そのアルバムの主人公はバーニー・ニーロウいう名前でクラシックとジャズの間の子みたいな音楽を演奏してました。
彼は後にピーター・ネロと名前を変えてRCAから再デビュー、イージーリスニングのスターになりました。このネロことニーロウは酒場まわりの職業ピアニストだったことがランザの本によってハッキリしています。
遠い島国のジャズファンはホテルや銀行のロビーで目立たんように当たり障りなく弾く陰のような職業ピアニストの存在なんか想像もしてなかったと思いますし、ジャズいう切り口からしかスミスやニーロウを見れんかったのはムリありません。
スミスのレコードはそこそこヒットしたらしくキャピトルから数枚のアルバムを出した後その「持ち味」を買われてワーナーのハウスピアニストやNBCのスタジオミュージシャンとして活躍しまして、大物ポピュラーシンガーのバックミュージシャンとしても売れっ子だったそうです。
言うまでもありませんがパット・ブーンとかサミー・デイヴィス・ジュニア、ローズマリー・クルーニーいうあたりはシンガー一人が主役。後ろの演奏者は全員その盛り立て役です。求められる資質はほぼ上記職業ピアニストと同様で演奏者の個性は要求されません。
ジミ・ヘンドリックスがその黎明期にリトル・リチャードのバックを務めてた話は有名ですけどボスに怒鳴られたらしいですねー 目立つんはワシ一人でええんじゃ!とか…
天才にはどうしたって人の後ろは務まりません。この役目にピッタリなのはどんなリクエストにも応えられるプロの演奏技能に加えて自分を消す訓練を受けた職業人です。その条件を100%満たすポール・スミス氏がトップスターに引っ張りだこだったのは当然なんですわ。
話は変わりますが往年のトリオレコードがモダーンミューザックコレクションいう企画にECMのカタログを何枚か入れたらそれを知ったマンフレート・アイヒャーが激怒した…いう話を当時の担当者が書いた回想録で読んだことがありました。
ECMもドイツ人レーベルオーナーの意向(威光?)で選ばれ方向付けされたジャズとクラシック、エスニックの混淆ですし濁りや猥雑さを排除した透明感、ピュアリティの追求など白人的な志向が強いですわね。
イージーリスニングは演奏者の存在感を滅却して場の空気を演出するためのツールとして作られた産業音楽、いっぽうECMは聴き手をスピーカーに向かって正座させる少々イヤミなくらい芸術性丸出しの音造りで対称的ではありますがどちらもジャズによう似た別な音楽ですわね。その点でこの両者は鏡像のような関係にあるとわっちは考えます。
対称の「軸」は白人によるプライマリーな音楽資源の応用いうか利用、悪く言えば音楽的インペリアリズムだと言えんことはないでしょう。かたや意図的な環境調整のため、かたや「芸術」のためというベクトルの違いはあっても利用してることには変わりありませんわね。
アイヒャー氏としては絶対認めたくないであろうこの通底性を実は薄々自覚してたからこそ彼は「ミューザック」いう文字列が入ったシリーズ名に過敏に反応した…いう見方も出来ます。
わっち宅に関して言えばECM代表のキース・ジャレットよりポール・スミスの方が出番が多いですが、しばらく流してると「こんなん聴いててええんか…」いう気持ちになるのも事実です。いかにもパスタイムいうか時間を埋めてる気がしてきましてアルバムの後半でリアルジャズやファンクに変えることがほとんど。
ジャレットのソロ物みたいに集中を強要する音楽もしんどいですけどあんまり毒にも薬にもならん過ぎるのもねー そういう意味でこの両者はわっちから同じくらいの距離で正反対方向に離れてる音楽です。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
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不滅のブルース伝説 (2 vols.)/ V.A. |
各種アフロアメリカンミュージックの出発点というべきブルース。何しろすべての源流だけに音源のすべてを遠い過去によってまして新録が出る可能性がゼロのジャンルです。
さらに全盛期とされる1920〜50年代はSP盤の時代ですんでLPサイズのアルバムを録音した人が割合少ないジャンルでもありまして、従ってコンピレーションが非常に多いのが特徴。
ジャンルの特性かも分かりませんけどコンピいうても世間にようある80'sスーパーヒッツとかザッツユーロビートとかジャズを聴きたくて…いう類と違いましてターゲットは主にブルースディガーのハードコアファナティックです。
特に米ヤズーや英ドキュメントから出る盤はニッチな編集方針からしてもはや研究室レベル。ごく限られた時代のごく限られた地域で歌われた特定のスタイルを集めたコンピ群は、ある種の凄みを感じるジャケットともども初心の者が気軽に手を出せるような代物やないです。
そういう玄人向けのコンピは実に充実しているジャンルではありますが、これからブルースの藪に踏み込もうとする初心の方に勧められる道案内、あるいはちょい聴き用に便利なコンピいうのが意外とないんですわ。
上に書いた全盛期の約30年から代表的なアーティストの作品をピックアップしてまとめたコンピというとまず挙げられるのはポール・オリヴァーいう方が書いた名著「ブルースの歴史」とリンクして彼自身の選曲によりCBSから出されたStory of the Bluesいう2枚組です。
しかしこのコンピは成立事情が物語るようにどっちかというとブルース史の教材いう趣でして、もし大学でアメリカ黒人音楽史概論いう授業があったとしたら教授はこれを学生に買わせるであろう代物。ブルースを聴きたくて…いうノリではありません。
日本が誇るPヴァインからもブルース入門のコンピが当然出てますがこっちは廃盤。仮に今売ってたとしても後述するような選曲のうまさ、視野の広さが欠けてますんで当ブログの推薦盤にはなってませんわ。
コンピがダメならレギュラー盤から…いうわけでガイドブックや雑誌の特集でようやる「まずこの一枚」とか「入門盤十選」みたいな辺から入門するケースもありますがわっちの経験上これはええ方法といえません。
今を去ること二十数年前、大学1回生当時のわっちが最初に買うたブルースのLPはチェス盤The Best of Muddy Watersいうそれこそ代表的「まずこの一枚」でしたけどこれから入ったばっかりにブルースを抵抗なく聴けるまでだいぶ時間がかかりました。
わっちが思うにレギュラー盤を聴くのはブルースに対する耳慣らしをしてからの方がええように思います。ですんで内容的にもプライス的にも手軽な入門用のベスト盤が必要なんですけど上述の通りなかなかね…
以上を総合しますと「どないせえちゅうねん!」いうことになりますわね。しかしお立ち会い。当Paradise Station Annexがブルース入門を志す方に最適な一枚×2をこれからご紹介いたします。
ただしこれはヤズーでもドキュメントでもPヴァインでもなくてホムセンやら駅やらスーパーでよう売られてるワゴンCDです。タイトルが「不滅のブルース伝説」。ジャケットも平均的ワゴンCDのレベルで見た目の説得力がまるきりありませんわね。なんでそんなモノを…と思われます? お勧めする理由は3つ。
理由その1:実はこのワゴンCDいう点がまず非常におすすめポイントなのです。例えばメジャーどころがブルースの入門盤を作るとしてもレーベルのしがらみは付いて回りますわね。チェス音源がソニーの盤に入ることはないと思いますしオーケー音源がユニヴァーサル盤に入ることもなさそうな感じ。
マディ・ウォータースとライトニン・ホプキンスとロバート・ジョンソンの各代表曲を聴こうとすればこれだけでコンピを3通り買わんとあきませんけどこのCDには全部入ってます。出自が後ろ暗いワゴンCDは版権とか関係ありませんので好きなアーティストの好きな曲を選べるわけ。レーベルのしがらみ無し。これがええんですわ。
理由その2:曲数が1枚当たり14曲とブルースのコンピCDとしては少なめなので途中で聴き飽きせんのです。
詰め込めるだけ詰め込んだやつは一見お得ですが何事も程度が肝心。20曲以上詰まったコンピを聴いてると歌が歌だけにだんだん気が滅入ってきて精神衛生に差し障りますんでねー
理由その3:絶妙の選曲センス。代表的ビッグネームの有名曲をフツーに並べただけなら初心者の間はともかくある程度ブルースに浸かってくると手が伸びんようになります。
その点このコンピは人選と選曲にちょっと工夫がありましていつまでも飽きがきません。具体的に説明しますと…
2枚あるうち両方ともに入ってるのはマディ・ウォーターズ、Tボーン・ウォーカー、ライトニン・ホプキンズ、スリーピー・ジョン・エスティス、ジョン・リー・フッカー、ロバート・ジョンソン、ロウエル・フルソン。まあ文句が出にくい人選ですねー
これにワイノニー・ハリスとチャールズ・ブラウン、およびルイ・ジョーダンが加わってるところがミソなんですわ。
ハリスは派手なホーンセクションをバックに意気揚々と声を張り上げるバカ陽気なジャンプブルース、ブラウンはジャジーなギターをバックにメロウなピアノの弾き語りでスムーズかつムーディに聴かせるアーバンナイト系。
この種の音楽はブルースとR&Bの間ですし、さらにはジャズにもちょっとかかる部分がありますんでブルースいう括りから弾かれることがようあるんですわ。
普通ジャズに分類されるベイシー楽団でもジミー・ラッシングが歌うヴォーカル曲はジャンプに限りなく近いですし、ブルースの全盛期後半はそこから分化していく各ジャンルの幼生時代といえますがこのコンピはそこを捉えてるわけ。
ブルースは抑圧された黒人の魂の叫びであ〜る!いうステレオタイプから一歩も動けんコチコチの原理主義者どもからはどちらも軽うに扱われがちですけど気にする必要ゼロ。
ハリスやブラウンのスタイルこそが後のソウルを形作ったわけですしブルースのみならずブラックミュージックの歴史いう観点から見ればこの選択が正解ですわね。ブルースいう狭い線引きよりブラックミュージックのダイナミズムを優先したところがわっちの気に入ったわけ。
彼らの代わりにマジック・サムやオーティス・ラッシュ、バディ・ガイ…いう名前が入ってたらこのコンピは当ブログに登場することなく押し入れの奥深くに埋もれてたはずです。繰り返しますがワイノニー・ハリスとチャールズ・ブラウン優遇。ここがわっちの一押しポイントです。
なおジャンプの代名詞というべきジョー・ターナーの曲も入ってますがこれがなんとスローナンバー。ピート・ジョンソンのコロコロ転がるピアノをバックに朗々とバリトンを響かせる曲でターナーの魅力を紹介しつつコンピ的にはハリスやジョーダンの快速系とかぶらんようになってるわけですねー なかなかやってくれるやんけ…
変わったところではジャズ・ジラムとサン・ボンズが片方ずつに収録されてます。どちらもあんまりメジャーな名前とはいえませんわね。ジャズ・ジラムはビッグ・ビル・ブルンジーがバックを付けてますんで早い段階で聴く人もあるかもわかりませんけどサン・ボンズとなると系統的にブルース盤を集めてるような人でもだいぶ後の方で手が伸びるタイプだと思います。
メジャーどころに混じってこういう比較的マイナーなブルースマンの好演をスパイス的に収録してるところがまたおすすめなポイントです。ブルースマウンテンのピークだけやなしに五合目付近や裾野も示唆してるわけ。憎いですねー
さらなる技として純ブルースの有名どころでもライトニン・ホプキンズやジョン・リー・フッカーなど一癖ある系をええ匙加減でちりばめてアクセントを付けてますし、ブルースナンバーの二大スタンダードというべきWorried Life BluesとHow Long, How Long Bluesの原曲も用意してそこそこわかってきた人の知識欲にも応えてます。
以上3点を総合した結果起伏に富みつつコンパクトなアルバムに仕上がってまして聴き飽きせんのです。
選曲したのはたぶん相当なブルース通だと思いますが、マニアにようある象牙の塔的なひとり満足に陥らず客観的な視点に立って編集してるところを見るとかなり頭が柔軟で視野が広い人や思います。専門店やなしにスーパーや駅で売られるようなCDがどうあるべきかを十分認識して編集したに違いないですわ。どなたか知りませんけどええ仕事でっせ。
聞いた話ですがこの手のワゴンCDに関わってるのはメジャーレーベルやFM局に就職し損ねた音楽マニアが多いらしいですわ。もしホンマやとすれば以前書いたブート野郎みたいに理想のベスト・オヴ・ブルースを俺の手で作ってやる…いうバーニングスピリットを持ってたんかもわかりません。ブルース・インターアクションズ採用選考の落武者だったりして…
ワゴンCDですんでプライス的にも安心価格。わっちは両方合わせて1000円で買いました。こんな好条件の揃うた入門用CDは多分どこからも出てないはずですが残念ながらどうも廃盤らしくてウェブの通販でもあんまりないみたいでした。まあ残り物がヤフオクでフツーに出てますんでそっちを当たってみるとよろしいでしょう。
しかし最近はワゴンCDの特設セールもあんまり見んようになりました。あったとしても品ぞろえが以前に比べて痩せてまして昭和の歌謡曲とかそんなんばっかり。やっぱり最近のCD不振でこの方面も不採算ジャンルの淘汰が進みつつあるんでしょうかねー クサレなジャケットに隠された内容を見てニヤッと出来る面白い世界だったんですけども。
テーマ:BLUES - ジャンル:音楽
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No Prayer for the Dying/ Iron Maiden |
ギターシンセを導入してよりわかりやすい方向へ舵を切った80年代後期のアイアン・メイデンは、それを踏み台にストーリー性のある詞と練り上げられたサウンドメイキングで超激名盤Seventh Son of the Seventh Sonを制作しました。
しかしそれを最後にギターのエイドリアン・スミスが脱退、代わってヤニック・ガースが加入しました。スティーヴ・ハリスもSeventh Son…で多面的なサウンド表現の追求に一区切りついたと考えたらしくメンバーチェンジを機会にバンドの若返りを考えたみたいです。
ギタープレイヤーではあっても作曲能力に長けヴォーカルもOKのスミスはブルース・ディッキンソンvoとともに「歌える曲」を作ることでメイデンのポップサイドに大きく貢献して来ました。
対するガースはどっちかというとギター一筋いう感じ。ギターヒーロー級の突出した派手さはありませんけどその場の勢いを素直に反映させるフィジカルなプレイでステージを盛り上げるタイプ。アイアン・メイデンの若返りにはふさわしい人選と言えます。
その後に発表されたアルバムは曲作りから緻密だった前作と打って変わってラフかつワイルド。躍動感とエキサイトメントを前に出した作風でした。それがNo Prayer for the Dyingです。
このアルバムからは2曲シングルが出まして、特にBring Your Daughter... to the Slaughterは全英ポップチャートの1位になりました。既にビッグネームだったとはいえへヴィメタルがナショナルチャートのトップに立つのは異例のことで、このことからも当時のメイデンが絶頂期にあったことがうかがえます。
ところで今回当ブログが扱うのはアルバムの先行シングルHoly SmokeのB面。アルバムそっちのけでそんな奥の脇道をほじくるのがこのブログです。
B面と書きましたけどこのころ日本では既にシングル盤もCDになってました。しかし万事保守的なブリテンでは90年代に入ってからもアナログが併売されててわっちの手元にあるのはその英盤12インチ。付きもののおまけは特大ポスターでした。ええ時代でしたよねー
余談ですがシングルのB面にマニアなカバー曲を入れる風習を始めたのはたぶんメイデンです。トップ40類と違いましてメタルのシングルにはマニア向けコレクターズアイテムいう性格が最初から備わってますんで、舞台裏いうかタンスの中身をチラッと見せるようなバンドとファンの秘密通信にピッタリいうわけ。
ひと世代ずらして同じことをやってるのがメタリカで、彼らもシングルB面はNWOBHMか80年代ハードコアのカバー曲が多くてしかもマニアネタばっかり。さらにそれ用のミニアルバムまで出してるのはご存じのとおりです。
話を戻しまして、そのB面カバーの中でもポール・ディアノvo時代にやったモントローズのI've Got the Fireはベストパフォーマンスでして、バンドとしてもそう思うてたらしくヴォーカルがブルース・ディッキンソンに代わった後でもう1回録音してます。
今回取り上げるHoly SmokeのB面もメイデン史に残る名演カバーです。2曲あるうち1曲目のAll in Your Mindはストレイ、2曲目のKill Me Ce Soirはゴールデン・イヤリングが元ネタ。
カバーの方法にはオリジナルをまるっきりコピーするやり方と新しい手を加えるやり方がありまして、後者にはさらに全然別物に作り変えてしまうやり方とオリジナルのエッセンスを活かすやり方がありますわね。
このシングルで彼らが取ったのは後者の後者。つまりオリジナルのエッセンスを活かしつつメイデン流に作り変える方法です。まずは1曲目。ストレイ版はなかなかハードなギターリフを持つ曲でしたけどイントロが大仰かつ冗漫でヴォーカルも60年代風。この辺どないかならんか…
そこでメイデンはイントロを手短に整理、元ネタのへヴィなリフを活かしながらもデケデケデケデケ…いう強力ベースでリズムの歯切れを強化。仕上げにディッキンソンの獣ヴォーカルいうモディファイを施した結果すっかりメイデンチューンに大変身。
続く2曲目はまさに名演中の名演。ゴールデン・イヤリング版はオランダのバンドだからかどことなくユルめでノホホンとしたところがありますが、ここでもハリスのベースがブリティッシュメタルの音にビルドアップ。
曲の印象を決定づける後半のストリングスをギターに置き換えて曲全体にバランスよく配置することで構成をすっきりさせてます。さらにシンセを隠し味に使うてもともとのシンフォニックな感じを残しました。これにディッキンソンのヴォーカルが乗ればまたまたパーフェクトなメイデンチューン。見事なお手並みといわざるを得ませんねー
カバーをやるにあたりオリジナルの丸コピーやまるきり別モノに作り変える方法に比べてこの2曲みたいなアプローチは高度な編曲力いうか解体再構築のセンスが必要や思います。
元ネタのエッセンスを把握して、ええところは残した上でメイデンフォーマットに置き換えるべき部分を割り出し総合的にベストな形に造り上げる能力です。この設計センスがバンド、特にスティーヴ・ハリスにあったからこそ名演カバーをモノにできたわけ。
バンドを始める前ハリスは一瞬だけ建築設計事務所で図面を引いてたことがあるそうですわ。髪を切れ言われてソッコーやめたらしいですがもし彼が建築の方に進んでたとしても大物になってたに違いありません。
以上長々とアルバムそっちのけで先行シングルの裏面について書いてまいりました。これらB面曲についてはBest of B'sidesいう便利な企画盤があるんですが実はEddie's Archiveいうボックスセットに入ってましてこれ単品では売ってません。
ボックスの実勢価格はご覧の通りですんでこの2曲を聴きたい方はCDシングルをヤフオクなりブックオフなりで手に入れた方がええと思います。
しかしやっぱりアナログのB面で聴くのは格別ですねー 12インチはアルバムに比べて足が早いですし、見つけた!いうのと間に合うた!いうのとオマケが付いとる!いうのとトリプルうれしかったのを今でも覚えてます。
今はCDもあんまり買わんようになってダウンロードが多くなりましたけど、場所が片付いて便利な半面そういう子供っぽい楽しみがなくなってちょっと寂しいのもまた事実です。今のボーナスDVDとかはちょっとオマケとしての性質が違うように思いますしね。
テーマ:ヘヴィメタル - ジャンル:音楽
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